akiemontang’s diary

言語聴覚士あっきーのブログです

今を生きている。

朝、6時半。

 

昨日中に仕上げたいものがあって、夜中に起きた(目覚めることができた!)のですが、次女が起きだして、ごろごろと寝返りを打ち始め、結局はじめられたのは5時ころからでした。

寝ないように頑張ってました笑

次女の寝返りがお布団の上で縦横無尽になっていて、

かかとをなめられたのにはびっくりしたな~。

 

本当、適当なかぁちゃんですよ。

 

さて、タイトルのことですが、

 

いやいや期と言われる子供。

(このネーミングも大人目線ですけどねぇ)

 

大人になされるがままだった時期を経て、意思がしっかりと出てきて、「嫌」という選択肢を覚えた子供。

だけど、流れる時間が有限であることを知る大人は付き合うことが時々ツライですね。

 

今日はそんないやいや期の乗り越え方のひとつを考えてみました。

 

結論から言うと、

子供って「今を生きている」ということからはじまっているのだと思います。

今、目の前の気になるミニヨン、CDのキラキラ、バナナ、りんご、

粉の計量がやりたい、ばぁばにコーヒーを持っていきたい。。。

あ、これ、うちの2歳児です。

 

それをこれじゃない、これして、ダメ、熱いから危ない、割れる、・・・・

良かれと思って伝えることばや表情に反応して「いやーーー」となるわけです。

 

ただし、よく見てみると、ことばの理解をすべてしているわけじゃないんですね。大人は、そこで、後でね、私がやるよ、割れるかもしれないから・・・など優しく提案(説得)しても「いやーーー」となります。

通訳すると:そんなん知らんーー!言いくるめようとするなー!させろー!

でしょうか。

 

「今を生きている。」今したいことが彼らの世界のすべてなのです。

 

そこで提案させてもらいたいのが、「今を叶える」ということ。

 

今ほしいミニヨンをとってあげる、バナナを少しだけあげる。

熱いコーヒーは少しだけカップにいれて湯気を見せて「熱いからそっとね」と付き添う。

 

最初はひやひや、イライラすることもありますが、

あら不思議、「気持ちを叶えてくれる人」という認識がつくと

「いやーーー」が減りますよ。そして、大人のいうことをよく聞いてくれるお子さんになります。(耳を育てるのってとっても難しいのです、またどこかで書きたいなぁ。)

 

そしたら、次の段階、一人でやるから「お願いしてやる」というほうへ。

自立への一歩だと感じます。

 

すべては理由があるから起こる現象なのですね。

このことは、発達につまづきのあるお子さんでも変わらずに指導させてもらっていることです。

 

子供ってすごいなぁ。

 

さぁ、朝ごはんの支度をしてきます。

今日も素敵な一日を^^

思いを読み解く。

うっかり次女と寝落ちして、真夜中に目を覚ましてしまいました…

明日のご飯の支度をしたり、書類をチェックしてみたり、

寝てしまえばいいのに、ブログまで書く。。。

赤ちゃんといるとやりたい!って思った時に動けるってことがそうそうなく、時間が

ものすごく大切に感じます。動く癖がついて、元来ナマケモノの私にはいいのかも。

そして、ブログを書くこと、思いを言葉にする試みは伝えることを尽くす練習にな

り、口べたな私にとってとってもよい感じなのでやり続けたいと思っていることなので

す。

明日、起きれるかなーという心配もあるけれど、明日のことは明日決めようっと笑

 

 

さて、タイトルのことですが、

最近、会議やそのほかの場所で、支援者(相談員、学校の先生、児童デイ)とお話しす

る場面で感じることです。

ちなみに、会議とは、福祉サービス利用者(子供)に対し、関係者が集まって近況や課

題、計画の見直しをする会が1カ月~4カ月に1回程度持たれます。

会議の中で、子供の近況の中で「困った行動」が話題にあがります。

たとえば、

 ・授業中、キョロキョロして集中しません。

 ・友達のものを横から奪います。友達を叩きます。

 ・鉛筆をがりがり噛んで鉛筆がボロボロです。

  などなど…

結構よく聞く「困りごと」です。

上は例ですが、そういった子供たちの近況に対して、

あれこれ話をします。

その中で、こういったエピソードを聞いたときに、

「おもしろい」とコメントする人、います。。

「へぇー、おもしろーい。」「へぇ、おもしろいね。」(…話切り替わる。以上。)

え、おもしろい?

(ここから、やや毒舌モード)

は?

え?

なんだって???

それは感想?

それとも私は分かってますよーという受容?

分かってるならば、

解決策まで教えて。どうかお願いします。

いやっ、そもそも全然おもしろくないから。

その感性を貴重な時間を使っている会議で発表しなくていいから!!

この1分返せ!

(毒舌モード終わり。)

ちなみに、私は「おもしろい」という言葉は、嫌いじゃなくて、むしろ好きです。

いや、当のこどもは全然おもしろくなくて、逆に「困ってて起こしている」こと

がほとんどです。「困りごと」は保護者の立場からもそうですが、こどもにとっても「困りごと」なのです。

だから、この場面で「おもしろい」というのは支援者の怠慢だと思う。

 

 

たとえば、「鉛筆をがりがりかむ」というのは、

発達につまづきがある子に対しては、授業がつまらないけど、

頑張らなくちゃいけないから、自分で刺激をいれて(がりがり噛んで)集中をしてるよ、というサインだったりとか、

「きょろきょろして集中できません」というのは、

教室のいろいろなもの(友達の動き、教室の掲示物、机の上にあるもの)が目に入りす

ぎちゃって集中できないよ、困ったよ、というサインだったり

これら理由も一例ですが、そういった理由があるのです。

なので、支援者は思いを読み解いていく、その時に分からなくても

これからわかるかもしれないから、「どうしてそうしたのだろう…?」といつも

同じ目線を探すことをしないと目の前の子を見ることが難しくなります。

分かろうとする人に、子供は思いをお話ししてくれることも大いにありますしね。

 

あ、なんかいいこと書いたなー。そういう私は子育て上手なんだろうね、とよく

言われたり、思われたりしますが、ぜんぜんそんなことはないと自負しています。

 

本日、私の子供(小6)はニンテンドースイッチのやりすぎで夜更かしして

月は学校をサボりました。宿題をやっていないという理由で。

以前の私だったら、烈火の鬼(怖っ)のごとく怒り狂って、家から外へほっぽりだして

いましたが、もう今日は休む選択を受け入れ、いつも通りに接しました。

理由は怒りって、うちの子にとったら伝わらないんですよね。

(怒りに圧倒されて、真っ白、リセット。すると、覚えていないので繰り返す、

もしくは、怒りに慣れ、忘れて繰り返す)

今日は自分から「ゲームやりすぎた」とゲームを差し出してきました。

社会的にはいいお母さんではないでしょうが、

彼が思いを伝えることができるような空白は残せたかもしれません。

 

脱線しましたが、つくづく、思いって大切だなーと感じています。

うちの子も発達の子も思いを表現することが苦手な子供たちだから、触れられた時にと

ても大きな喜びを感じます。

 

 

 

 

 

大切に言葉を使う

こんにちは。

見ていただき、ありがとうございます。

 

いつも次女(6か月)を連れて職場に出勤していますが、

こどもたちは次女に興味津々です。

小さいながら、笑ったり手を動かしている次女に、

おもちゃを手渡ししようとしたり、(次女は見ていないのでおもちゃを落とす)

ほっぺたを突っついたり、

抱っこしようとしたり(すごい重い次女)、

さまざま、興味のままにお世話をしてくれます。(もちろん興味のない子もいます)

さまざまな 診断をもつ子どもたちですが、

お母さんにしてもらったこと、お母さんや先生がしていたこと、

きちんと見ているのだと思います。

「優しくしてね。」「危ないよ」「ダメ!」

そういった言葉よりも、

「そっとこんな風に撫でてね。」「重たいから一緒にもとうね。」「○○はいいよ。」

というように見せて、触らせて、これならOKで伝えると

ぐっと「おりこうさん」になります。

おりこうさんは大人の都合の言葉ですが、

心が通じて、こどもも安心して関われ、大人も心地よくこどもと関われる

「通じる言葉」になると思います。

 

こんなふうに、言葉を大切に使えたら素敵ですね。

本当はやさしい気持ちや素敵な振る舞いを持っている子供たちへ

どんな言葉を送ったら、心に届いてハッピーになれるか、いつもその都度考えていけたら世界は本当に平和になると思います。

発達障害という概念もいつかなくなるといいな。

 

ありのままの自分で、よりよい子育てを☆

 

 

 

 

何はともあれ、どうあっても、子どもにとって大切なこと

発達障害の子育てに大切なことを今日はつづっていきたいと思います。

 

それは、[自己肯定感]をもてるかどうか、です。

 

特に発達につまずきがある子は子ども自身で育むことがとても難しく、

(現在の教育環境のテーマでもありますね。。)

こども同士だからといって自然に重ねられていくものでもなさそうです。

 

発達障害を持つ子どもたち。

とーってもアイデアに富み、(落ち着きがないとか言われます(^_^;))

興味深々 (集中力がないとかも言われますね。)

ぼーっとしてたり (先生の話に飽きてもっと楽しいことを考えてたりしますね)

好きなことだけに熱心だったり、(飽きっぽいとか常識がないとか言われたりね)

話聞いてなかったり、(これ、親や先生からしたら、いや、私もですけど気になったりしますね)

 

なかなか子育ての型にはまらず、

大人はイライライライラ・・・・が募ります。

そこで起こってくるのが[怒られる]という経験。

そして、[ちゃんとさせなければ][ちゃんとさせるべき]という「しつけ」

(このへんから関わる大人の育ちも影響してきます)

それにね。。やっぱりこの子をちゃんと育てたいという親の「願い」

 

友達と仲良く遊んでほしい。

集団生活が送れるようになってほしい。

勉強ができるようになってほしい。

進学できるのかな?

将来、就職できるのかな?

 

心配しようと思ったら、いくらでもできますね。

 

何からはじめたらいいのかな・・・

 

そこでね、こどもの自己肯定感を育むために大切な視点

 

前提~大人と子供、見ているところが違う。 

当の子どもたちは「今」を生きています。

大人は「未来」(将来の不安のため。。)や「過去」(こどもがやらかしたコト) 

を見ています。という認識の違いを持つこと。

いくら怒っても、ぽかーんとしてたり、全然響いてなかったり、経験ないでしょうか。

今、子供たちは何を考えているのか?

今、どうしたいのか、したくないのか。

ここからはじめるとね、ふむふむ、見えること、親が妥協できること、何より「分かろう」とする視点を持つと、怒りがしゅーーーーっとおさまります。

 

親子の足並み(前提)が揃ってはじめて、悲しいかった、痛かった、どうしたらよかったかな、これはいけないことなんじゃないかな、こうしてもらいたかったな、 

私の気持ちを伝える(伝わる)ことができるのです。

常識は一旦置きましょう笑

ポイント①

子供へいろいろ言いたくなりますが、まずは「そうか~・・・」と飲み込んでみる。

前提~とも重なりますが、イライラした気持ちは、実は最初の6秒がまんできれば落ち着けるそうです。

怒鳴る前に、こどもがした行動を理解してみる。聞いてみたあと。

そんな気持ちが分からなくても、「そうかぁ~」「なるほどね。」といえると、子供は受け入れてもらったと感じます。

 

私の担当したお子さんですが、2階の窓から飛び降りるお子さんがいました。

もちろん、周りの大人は「あぶない!!」「絶対だめ!!」と叱責されましたが、

うながれた子供に理由を聞いてみると、「飛び降りたくてしょうがなかった。」

「下に園芸のネットがあるから、なんかあったら受け止めてくれると思った。」と

話しました。

「そうかぁ…」、そこから彼と安全に飛び降りることのできる場所作りと

2階から飛び降りないというルールを話し合い、2階からは飛び降りることはなく

なりました。

 

そのように、大人が一旦受け取って、子供の話を聞いてみると、解決に導くことができることがほとんどです。

 

年齢が小さければ小さいほど、身体感覚的な欲求が大きく、とてもシンプルに

解決できることが多いですね。

 

長くなりましたので、今日はこのへんで!!

 

☆ありのままの自分で、素晴らしい子育てを☆

 

※ただ今、沖縄県にお住まいの方限定で、お子さんの発達サポートを行っています。

ことばや発達の面で相談をしてみたいという方に向けて出張の相談および遊びや関わりに対する支援(1時間~)を行っています。

お問い合わせは akeim0n1980☆gmail.com(☆を@に変換してくださいね。)までご連絡ください。

 

はじめてみよう、そうしよう。

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お越しいただきありがとうございます。

はじめまして。あっきーと申します。

 

文章を読むことが好きですが、書くことは得意ではなさそうです。

すごくいいコトを思いついた!と思いきや、10秒で忘れます。

頭洗っている時か、台所に立っている時が多いようです。

(手が濡れているのがいいのかな)

 

特別得意ではない文章をつづりたいと思ったのは、

発達障害とカテゴリーされる子どもたちと出会って。

障害ってなんだろう。

いや、健常と障害のはざまって何があるの?

天才とかって呼ばれるけど、本当にそうなのだろうか?

私自身、3人の子どもを産み、育てています。

じゃあ、私の子育てと彼らを育てることに違いはあるのだろうか?

 

そんなこんなの延長で、今の社会の教育へ疑問、見通し、娘の進路変更…

私がこれから取り組んでいきたいのは、こどもたちのよい未来へ、批判ではなく、対話をすること。恐れずに建設的に深め実践していくことです。

 

エラそうにいいますが、自分自身も自己肯定感低め(だった)のもうすぐ40になる女性です。

言語聴覚士という子供のことばを育てる仕事をしています。

(おもに発達しょうがいの子供たちが多いですが、知的や難病、小児麻痺のお子さんにもかかわっています。)

 

これから日々の雑感…これすごい…教育のこと…自身のこどものこと…発達のお子さんへ

役立つ話 をつづっていきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。