何はともあれ、どうあっても、子どもにとって大切なこと
発達障害の子育てに大切なことを今日はつづっていきたいと思います。
それは、[自己肯定感]をもてるかどうか、です。
特に発達につまずきがある子は子ども自身で育むことがとても難しく、
(現在の教育環境のテーマでもありますね。。)
こども同士だからといって自然に重ねられていくものでもなさそうです。
発達障害を持つ子どもたち。
とーってもアイデアに富み、(落ち着きがないとか言われます(^_^;))
興味深々 (集中力がないとかも言われますね。)
ぼーっとしてたり (先生の話に飽きてもっと楽しいことを考えてたりしますね)
好きなことだけに熱心だったり、(飽きっぽいとか常識がないとか言われたりね)
話聞いてなかったり、(これ、親や先生からしたら、いや、私もですけど気になったりしますね)
なかなか子育ての型にはまらず、
大人はイライライライラ・・・・が募ります。
そこで起こってくるのが[怒られる]という経験。
そして、[ちゃんとさせなければ][ちゃんとさせるべき]という「しつけ」
(このへんから関わる大人の育ちも影響してきます)
それにね。。やっぱりこの子をちゃんと育てたいという親の「願い」
友達と仲良く遊んでほしい。
集団生活が送れるようになってほしい。
勉強ができるようになってほしい。
進学できるのかな?
将来、就職できるのかな?
…
心配しようと思ったら、いくらでもできますね。
何からはじめたらいいのかな・・・
そこでね、こどもの自己肯定感を育むために大切な視点
前提~大人と子供、見ているところが違う。
当の子どもたちは「今」を生きています。
大人は「未来」(将来の不安のため。。)や「過去」(こどもがやらかしたコト)
を見ています。という認識の違いを持つこと。
いくら怒っても、ぽかーんとしてたり、全然響いてなかったり、経験ないでしょうか。
今、子供たちは何を考えているのか?
今、どうしたいのか、したくないのか。
ここからはじめるとね、ふむふむ、見えること、親が妥協できること、何より「分かろう」とする視点を持つと、怒りがしゅーーーーっとおさまります。
親子の足並み(前提)が揃ってはじめて、悲しいかった、痛かった、どうしたらよかったかな、これはいけないことなんじゃないかな、こうしてもらいたかったな、
私の気持ちを伝える(伝わる)ことができるのです。
常識は一旦置きましょう笑
ポイント①
子供へいろいろ言いたくなりますが、まずは「そうか~・・・」と飲み込んでみる。
前提~とも重なりますが、イライラした気持ちは、実は最初の6秒がまんできれば落ち着けるそうです。
怒鳴る前に、こどもがした行動を理解してみる。聞いてみたあと。
そんな気持ちが分からなくても、「そうかぁ~」「なるほどね。」といえると、子供は受け入れてもらったと感じます。
私の担当したお子さんですが、2階の窓から飛び降りるお子さんがいました。
もちろん、周りの大人は「あぶない!!」「絶対だめ!!」と叱責されましたが、
うながれた子供に理由を聞いてみると、「飛び降りたくてしょうがなかった。」
「下に園芸のネットがあるから、なんかあったら受け止めてくれると思った。」と
話しました。
「そうかぁ…」、そこから彼と安全に飛び降りることのできる場所作りと
2階から飛び降りないというルールを話し合い、2階からは飛び降りることはなく
なりました。
そのように、大人が一旦受け取って、子供の話を聞いてみると、解決に導くことができることがほとんどです。
年齢が小さければ小さいほど、身体感覚的な欲求が大きく、とてもシンプルに
解決できることが多いですね。
長くなりましたので、今日はこのへんで!!
☆ありのままの自分で、素晴らしい子育てを☆
※ただ今、沖縄県にお住まいの方限定で、お子さんの発達サポートを行っています。
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